
外国為替が他国との為替市場によって取引が行われるのに対し、自分が利用する銀行にて、日本円を外国の通貨に両替し預金しておくことで、その外国通貨の為替レートの変動によって差額分を利益とする投資を外貨預金といいます。
外貨預金と外国為替は同じ外国の通貨を用いる投資という意味では、しばしば混同されがちな投資方法でありますが、双方にはそれぞれメリットとデメリットが存在し、状況に応じた使い分けを行うことによって、より効率よく利益を得ることができるのです。
外貨預金のメリットとして最も顕著なものが、日本円の金利の安さにあります。日本円をそのまま貯蓄したとしても年間0.001%の金利しか得ることができません。仮に100万円の貯金があると仮定して、一年後にいくら金利がついているかというと、僅か10円ほどにしかならないと言われています。そのため日本円をただ貯金しているだけでは金利による利益を得ることはほぼ不可能といってもいいでしょう。
それに対し、外国為替などの面で非常に大きな影響力を持っている米ドルを比較の対象とすると、実に年間0.25%という日本円と比較しても明らかに高い金額の金利がつくことがわかります。そのため同じ貯金をするのであっても、日本円よりも米ドルをはじめとした外国通貨を利用するほうがはるかに高い金利を受け取ることができるのです。
また金利による利益ばかりでなく、前述のように為替レートの変動を利用することによってその差額分の利益を得ることもできます。こういった為替レートの変動によって生まれた利益のことを為替差益といっています。
金利や為替差益など、上手に利用することで効率よく利益を得ることができるのが外貨預金のメリットであると言えます。
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